やっぱり元に戻します
すみません、はてなブログは広告が多くて読みにくいとみんこ先生から意見をいただいてわたしもそう思っていたので元に戻します
過去の記事を整理して、とりあえず0にしたけど面白かった記事はまた蘇らせます。
ここで書いたのはそのままコピーしました。
よろしくどうぞです。
クリスチャン・ボルタンスキー展 @国立新美術館
ボルタンスキーの展示を六本木、国立新美術館で見てきました。
国立新美に行ったのはこれまた久しぶり...何を前に見たのかも忘れてしまったけど、広くていいよね。
大学からの友達MAYちゃんに誘われたので喜んで行きました。
いろんな友達がいろんな事を教えてくれて楽しい。
天ぷら定食も食べた。
天ぷら美味しい揚げ物美味しい。サクサク。
クリスチャン・ボルタンスキーの展示は初めて見るし作風も全然知らなかったんだけど、孤独そうだな〜ってなんとなく思いながらチケットを買いました。
最初の映像作品、「咳をする男」と「なめる男」で笑ってしまった。
多分ほとんどの人が「怖い」とか「気持ち悪い」とか「かわいそう」って思うんじゃないだろうか。
わたしとMAYちゃんはずっと笑ってた。
最初の作品でこれを持ってきたのになんの意味があるんだろ、ってずーーーっと考えた。
何が面白かったって、「え?」っていう疑問が転換されてされてだんだんおかしくなったというか、永遠「咳をして」「なめて」いるのが単純に滑稽に見えた。
かわいそうすぎて笑えるというか...。
わたしは滑稽に見えたけど、どうなんだろ、他にも笑った人はいるのかな。
一瞬見て出てく人多数、気持ち悪いのかな?
でもわたしは「なめる男」を2回目見た時(2回見た)、なんか気持ちがわかったんだよね。
こういう、狭くて暗い部屋で人形をただただ舐めてる、愛おしく、ゆっくりじっとり永遠に。っていうシチュエーションはいろんな形で皆にもあるんじゃないかな?
対照が「人形」で「なめる」っていうのが何にでも置き換えられると言うか、自分しか知らない愛するものに対する愛情の示し方、みたいなものをわたしは感じました。
「なめる男」のなめてる舌が綺麗で、これ作者本人かなーって気になる。
咳となめる男の「ボーーーー」っていう挿入音?が会場の途中まで響き渡って、この最初に見た映像のバックサウンドを聴きながら会場を回るのいいなって思いました。
とにかく全体的に照明も落とし気味で薄暗く、作品に照明を使っているものが効果的に揺れたり影を作ったりしていて、影絵の中に自分が立っていて、自分の影も作品と混ざっていくのが心地よい。
揺れる電球に作品の影ができ、自分の影ができ、一緒に揺れている。
「黄昏」という作品では、たくさんの裸電球が床に置かれているんだけど、毎日3個ずつ新美の展示会期中は電気が消えていくっていうインスタレーション作品。
「命のろうそく」っていう絵本を思い出した。
展示の最初と最後で変化が起きるって言うインスタレーションって時間の経過がストレートに見られていいなって思う。
もう一回行きたくなるしね。
カナダの寒そうな地に無数の風鈴を棒から吊るして映像を撮る作品は、広い会場でただひたすら風鈴が鳴っている映像が流れてるんだけど、会場の寒さも相まっていたのが良い。
めちゃ寒かった。笑
あれは意図的に寒くしていたのだろうか。
作品の前に長椅子があって、結構長い間二人でじっとしていた。
最初の映像が衝撃的と言うか、好き嫌いが分かれそうだけど進んでいくと結構素直な表現をする人だなって思いました。
現代アートは主張が強くてちょっと苦手だけど、この人は人それぞれの孤独に寄り添うような、鬱陶しくない感じ。
孤独の魂がたどる道って言う感じかなあ。
あんまし混んでなくてとても良かったです。
美術館と銭湯が混んでいる時ほど悲しいものはない。
明日は選挙だよ。
山梨お墓参り&風呂ツアー
母の実家、山梨に行ってきたよ。
今回はわたし一人+母。各々向かう。
最近静岡とか山梨方面によく行くんだけど、結構好きなんだよね。
東京から適度な距離と山に囲まれた空気がいい。
月1回くらい遊びに行きたい。
父の検査があったので、母は岐阜から山梨に直行し、わたしは東京から7時台の電車に乗って鈍行で行きます。
あずさとかかいじみたいな特急には乗らない。
どっか行くとなるべく鈍行で、タクシーとか乗らないようにしてる。
景色見るのが好きだし、人の家を観察しながら歩くのも楽しいから。
なんで7時から電車に乗ったかって、風呂に行きたくて墓参りもあったから、忙しいのよ。
10時半について、甲府駅からバスに乗って「草津温泉」に行きました。
山梨のお風呂は400円で入れるよ。最高だね。移住したい。
しかも温泉源に恵まれているからほとんどの銭湯でも温泉なんだよ〜!掛け流しの。
あー移住したい。
プレハブ小屋みたいな外観ですが、中は意外と広い。
露天もある。
内湯は主温泉(掛け流し)、46度の高温風呂(掛け流し)、水風呂(地下水掛け流し)
最高です。
硫黄の香りたっぷりで浴槽ぬるぬる、いいですね。とてもいい。
46度の高温風呂が衝撃的な熱さ...‼️すごいよお〜‼️死んじゃう。お母さんが入ったら死んじゃう。
熱いの大好きだけど、刺さるように痛いお湯です。
わたしとお婆さんしか入っていない。お婆さんよく入れるな。
高温風呂の高温っぷりに比べると水風呂がぬるい。
もうちっとキーンとしてくれると嬉しい...けど気持ち良い。
壁に水面のキラキラが反射してとても穏やかで幸せな気持ちです。
天使がお迎えにきてくれそう。ラッパの音が聞こえるよ。
朝湯はいい。
昼過ぎにばあちゃんちに着いて、お土産に買った笹の葉寿司を母と食べる。
おばあちゃんはデイサービスに行っていますので、日中は不在。
久しぶりでもないけど母と会えて嬉しい。
「なんかケツが丸くてでかいね!」だって。嬉しい。
お花を買いに行ってから、いざ墓参りに向かう。
ちょうど雨が降ってきたけど歩いて行きました。
1時間以上かかった...しかも山登りを終盤はしたし、へとへと&滝汗。
お墓の前で飲んだペットボトルのお茶がうまい。
お線香を忘れたので、おじいちゃんに謝っておく。
小高い山の上にあるお墓なんだけど、ぐるりと甲府盆地が見渡せる絶景の墓地スポットなんだよね。
天気は悪く、山々は霧に囲まれて曇った藍色のような色に見える。
「青雲」のお線香を思い出す。
「わたしもここにいれてね」って母に頼まれる。東京からちょっと遠いなあ...。
お母さんがもう少し若いとき、「位牌の写真撮って。」って言われて撮ったなー。
帰りはタクシーに途中から乗って、母は実家に、わたしは次の風呂に行きました。
「喜久乃湯温泉」
太宰治が通ったとも言われているお風呂。
外観は新しいけど中がマジでレトロ。
レトロ好きな女子が興奮しそうな感じで、可愛いレトロなんだよね。
風呂はタイルの色とか、低めのお風呂とか、入り口のガラスに貼ってあるシール?とかがいちいち可愛らしい。
脱衣所は板の間で、レトロ広告がいっぱい貼ってある。
これは意図的にこうしてるのかなーってくらいレトロ満載な風呂。
お湯は源泉掛け流しの水風呂(ぬるめ)、加熱した微温泉、中温の主浴槽ですね。
あまり味もしないさっぱりとしたお湯(水)。
主浴槽が丸い形が二つ並んでいてひょうたんみたいなのでこれまた可愛い。
登山帰りの人がちらほらいます。どこに登ったのかしら。
サウナもある。無料で入れる。
水風呂がぬるいプールみたいで永遠に入れる。
いつも思うけど、お風呂に永遠に入れるから時間の制限がないといつでたらいいかわかんないんですよ。
この日は夜ご飯をみんなで食べる予定だったので時間を見て後ろ髪を引かれつつ出る。
スーパーでキウイを買って帰ります。
わたしの母と、ばあちゃんと、母の弟(よっちゃん)と、奥さんのりえちゃんも集まり、お母さんのご飯をいただきました。
鶏手羽の焼いたの、ナスとピーマンの味噌炒め、もろこし、うどんとか。
美味しくてたくさんいただきました。
もろこしを丸3本くらい食べたと思う。ちなみに残ったのは翌日も食べた。
よっちゃんの息子、ゆーた君も筋トレしてて、大会とか出てたんだけどわたしが筋トレを始めたのはゆーた君の影響が大きい。
筋トレの話を今度したい。
でもなんか話すとお互いもじもじしそう。ゆーたくんちょっとシャイだよな。
11時半就寝
9時半まで寝てた。10時間...。
明け方お母さんに話しかけられて、お父さんの話をしたようなしてないような、薄ぼんやりしている。
起きたら汗だくで寝てた。寝汗がいつもすごい。
おばあちゃんはデイサービスにほとんど行っているんだけど、今朝も早速行ってしまった。
「デイサービスでなにしてんの?」
「歌ったり、体操したりしてるよ。楽しいよ。」
あー、オフのわたしみたいだね。そりゃ楽しいわな。
お母さんと昨日の残りをつまみながらおしゃべりしました。
外から入る風が涼しい。
「盆地だから、朝は冷たい風が山から降りてくるんだよ。」
でも昔わたしがまだ小学生の時、2階で寝てて暑くて暑くて、扇風機しかなくて、朝まで暑くて寝苦しかったな。
お母さんはご飯を食べ終わると掃除したり洗い物したり洗濯したり忙しなく動いている。この人どこ行っても掃除してるな。
昔は「なんでうちのお母さんだけ変なんだろ。ちょっとおかしい。すごく嫌。」って思ってたけど、お母さんがいてよかったーっていつも思う。
多分小さい時のわたしは今よりももっと変で、お母さんも苦労したと思いますよ。
今でもちょっとおかしいけど、昔はおかしさがむき出しだったと思う。
今でもむき出しですか。
今日のお風呂は「湯めみの丘」です、ナイスネーミング。
わたしはいつも湯めみの丘にいるよ...。
よっちゃんオススメの風呂。
本当は石和温泉に行こうと思ったけど、オススメに行くことにした。
甲府から長野寄りに2駅、「塩崎」下車、徒歩20分弱。トコトコ。
途中農家の私有地みたいな細道を通り、到着。
結構車が止まっています。
ここは露天からの景色が絶景でした。
裸で盆地を眺め、大地の風を浴びる。
羽が生えて飛んでいきそうです、裸で。
水風呂は冷ためで、全身にあまみが浮き出ました。いい感じー!
あまみとは→https://muccarana.com/sauna_trance_amami
広ーいお風呂で快適。
700円で1日楽しめるね。
お風呂屋さんに貼ってあった印象的な看板?があったんだけど、うろ覚え
「豊かな泉源は、大地の神様ガイアからの授かりものであり、温泉の湯は大地の体液とも言えよう。」って言葉。
すごくない?大地の体液だって‼️
興奮する。感動する。感動してなんども読んだ。(うろ覚えですが)
わたしは豊かな大地の恵みに浸っているんだ...‼️って思うと温泉は本当に贅沢だよな。
山梨は最高のお風呂がまだまだありそうです。
今回一番お気に入りなのは「草津温泉」
熱湯と水風呂のコラボが最高で、天国に昇天しました。
わたしは天国にいます。
東京に戻って、途中武蔵境で降りて「境南温泉」にも行っちゃった...。
気になってたんだよね。
武蔵境なんて昔高校の先生のストーカーしに行った時と、友達の個展見に行った時にしか降り立ったことない。
ここの水風呂も気持ちよかったんだよね〜!
でもやっぱ、山梨にはかなわないね。ちょい遠いけど。
わたし、なんか日焼けしたな。